インシュランスとイーブンマネーとは
このページではディーラーのアップカードがAの時、ディーラーがブラックジャックを作ることに対して保険を賭けるインシュランスとイーブンマネーを紹介します。
ディーラーのアップカードがAの場合、約30%程度の確率でブラックジャックができることになります。そのため前もってディーラーのブラックジャックができる可能性に対してサイドベットしておくのです。
インシュランスとイーブンマネーの違いはイーブンマネーは自分のハンドがブラックジャックの時に保険を賭けることです。
インシュランス
インシュランスとはディーラーのアップカードがAの時にディーラーのナチュラル(21)に備えて保険をかけることです。ディーラーのアップカードがAのときインシュランスをプレーヤーに提示され、それを受けるときはベットの半額をインシュランスと書かれた場所におきましょう。
ディーラーの手がナチュラルの場合、最初の賭け金は没収されますが、インシュランスに賭けたベットは2倍となって戻ってきますので全体で引き分けにすることができます。
ディーラーの手がナチュラルではないとき、インシュランスのベットは没収されます。あとは通常通りプレイが進行します。
たとえば最初に10ドル賭けたとして、ディーラーのアップカードがAの場合、ディーラーからインシュランスの提示を受けます。その提示を受ける場合は最初のベット(10ドル)の半額5ドルをインシュランスの枠に置きます。そしてディーラーの手がナチュラルだったら、最初の10ドルは没収される代わりにインシュランスの5ドルが2倍の支払い(10ドル)を受けることができます。(+−0)
ディーラーの手がナチュラルでない場合、インシュランスの5ドルは没収され、その後は通常のゲームとしてプレイします。勝てば+10ドル(差し引き+5ドル)、負ければ−10ドル(合わせて-15ドル)。インシュランスはプレーヤーにとって常に不利なオプションですので選択することは避けましょう。
イーブンマネー
イーブンマネーは自分のハンドがブラックジャックで、ディーラーのアップカードがAの時にディーラーのブラックジャックができる可能性に保険を掛けることです。イーブンマネーを宣言した瞬間にプレーヤーの勝ちが確定します。ただしブラックジャックの割り増し配当部分を差し出さなければいけません。
つまり100$でイーブンマネーを宣言したら、そこで100$勝利して200$になって帰ってくるということです。もしイーブンマネーをとらずに勝利した場合は100×1.5倍が利益で合計250$になって帰ってきます。
インシュランスとイーブンマネーは取るべきか?
インシュランスとイーブンマネーができるときに、行うべきかどうかなのですが、確率と配当の関係で両者とも不利になります。だから両方とも保険をかけずに通常通り勧めることが勝利への近道といえます。