ブラックジャックとは
ブラックジャックとは21(twenty-one)とも呼ばれるカードゲームでカジノの中で人気の高いゲームの一つです。
非常に単純なゲームでありながら、とても奥が深く数多くのプレーヤーを虜にしています。またカジノゲームの中でもカジノの控除率(確率的にカジノが有利な割合)が他のゲームより低く、戦略次第ではプラスに持っていくこともできます。
「ラスベガスをぶっつぶせ」という映画の題材にもなりました。この映画ではマサチューセッツ工科大学の学生がチームでカジノにブラックジャックで立ち向かうというストーリーです。
ブラックジャックには見えているカードを記憶しておくことで、プレーヤーが有利になる場面が存在します。学生たちは持ち前の記憶力でそれを成し遂げカジノから大金をせしめ、最後には・・・・・・・・・
というカジノ好きにはとても面白い映画になっていますので、見ていない人はみてくださいね。そんな知力と戦略そして運が入り混じるブラックジャック。
当サイトではそんなブラックジャック入門として、ゲームの基本的なルールや用語の解説をしたいと思いますのでよろしくお願いします。
ブラックジャックの基本
ブラックジャックはディーラーとプレーヤーでその数字を競うゲームです。
多くのカジノでは一つのテーブルに7人のプレーヤーが座ることができます。
21を最高点にして競いますが、21を超えると「バスト」といって無条件に負けになります。
カードの数え方
絵札 | A | その他 |
---|---|---|
10 | 1か11とカウント | 数字通り |
エース
11と1のどちらか有利な方で数えることができる。エースを11で数える手をソフトハンド、1で数える手をハードハンドと呼びます。
絵札
絵札はすべて10として数えます。
その他のカード
その他のカードはすべて数通りです。
たとえば以下のカードは4で数えます。
役:ナチュラル
ブラックジャックにおける唯一の役がナチュラルです。
最初の2枚のカードでブラックジャック(21)が完成することです。プレーヤーのナチュラルは賭け金の1.5倍か2倍をもらえることになります。ディーラーのナチュラルは賭け金が没収されるだけで通常の負けと変わりません。
ゲームの進め方〜プレーヤーのアクション〜
ディーラーとプレーヤーに2枚ずつカードを配ります。
ディーラーに配られてカードは一枚を表に、一枚を裏にして配ります。
ディーラーの裏にして配られたカードはプレーヤーのアクションがすべて終わった後にめくられます。
最初にプレーヤーのアクションです。最初の2枚のカードから、さらに新しいカードを引くこともできますし(ヒット)、手を確定することもできます。(スタンド)
手持ちのカードが21を超えてしまったら「バスト」といってその場で負け。
プレーヤーにはヒット&スタンド以外の選択肢がある場合があります。ダブルダウン、スプリット、インシュランス、イーブンマネーなどです。これらについては後述します。
ダブルダウン
最初の賭け金を増やすことができます。カジノによって条件が付いている場合がありますが、たいてい最初の2枚の時点では無条件でダブルダウンできるケースが多いようです。ただし、その後の制約としてあと一枚だけしかヒットできなくなります。
スプリット
最初の2枚のカードが同じ場合(ペアのハンドの場合)、手を分け、それぞれにもう一枚ずつ配られて別の手としてゲームをすることができます。ただし、AAのスプリットの場合、それぞれもう一枚ずつカードが配られて自動的にスタンドになります。また10か絵札が来てもナチュラルにはならず通常の支払を受けるのみです。
サレンダー
サレンダーとは降伏を意味していまして、最初の2枚をもらった時点で降伏を申し出ることができます。その場合賭け金の2分の1をとられます。
これにはアーリーサレンダーとレイトサレンダーの2種類があり、アーリーサレンダーとはディーラーが自身の手をナチュラルかどうか確認する前に申し出ることができ、レイトサレンダーとはディーラーが自身の手をナチュラルかどうか確認し、そうでなかった場合に申し出ることができます。
多くのカジノではレイトサレンダーを採用しているといわれています。つまりディーラーのアップカードがAの場合
インシュランス
インシュランスとはディーラーのアップカードエースの場合にナチュラル(21)になってないプレーヤーが選択できるオプションです。最初の賭け金の半額をディーラーの手にかけることができます。
つまり当初10ドル賭けているとしたら、5ドルをインシュランスできるわけです。そしてディーラーがブラックジャックだった場合、賭け金の10ドルは没収されますが、ディーラーにかけた5ドルはナチュラルで2倍の支払いを受けることができますので勝ち負けを相殺することができます。
ゲームの進め方〜ディーラーのアクション〜
ブラックジャックの大きな特徴にディーラーは決められた方針によって動くのみで、戦略の決定権がないということです。
多くのカジノではディーラーの2枚カードの合計がディーラーは16枚以下の場合は必ずヒットし、17以上の場合は必ずスタンドします。ソフトハンド17の場合、ヒットするルールとスタンドするルールあります。
手持ちのカードが21を超えてしまったら「バスト」するのはプレーヤーと同様ですが、ディーラーとプレーヤー双方がバストした時はディーラーの勝ちになります。ここにディーラー側の大きなアドバンテージがあります。
ヒット | スタンド | ソフト17 |
---|---|---|
16以下 | 17以上 | 通常スタンド(ヒットのルールあり) |
ブラックジャックの基本戦略
ブラックジャックにはディーラーのアップカードと手持ちのカードから、確率的に計算してもっとも勝率の高いアクションをまとめたものをブラックジャックの基本戦略といいます。
ブラックジャックで勝つためには必ずこの基本戦略を頭に入れなければいけません。一見すると不利なようなアクションでも、実は一番勝率が高いアクションだったということがたくさんあると思います。
基本戦略を詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください